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発病の基準と発病を確認したら

まず、バセンジー犬であれば(DNA検査をしたり、罹患でない犬同士を交配させ家に迎えたなどの配慮をしている個体を除き)どの子にもこの遺伝病の可能性があると思ってください。
尿に糖が出ない(もしくは検査時には確認できない)ファンコーニ症候群に似た症状もありますので、十分ご注意ください。※下記に説明有。

ファンコーニ症候群かどうかを知る一番確実な方法は、現時点ではDNA検査だと思います。

目に見えてわかる症状は下記にも記しますが、多飲・多尿・おねしょなどの粗相・痩せてくる・などの症状で飼い主がおかしいと気づき、病院に行かれるパターンが多いですが、今後は是非とももっと早くの発見を心がけるべく、日々の尿チェック、また、もしかして?と一瞬不安を感じたら、早めに尿検査・血液検査・血液ガス分析検査をしてください。

日常飼い主が心がけるチェック方法は薬局に売っている人用尿検査キットを使います。
項目は、尿糖・pH・蛋白が解れば大丈夫です。
薬局にウリエース(メーカー:TERUMO)や、ウロペーパー(メーカー:共研科学梶j

これらを入手し、日ごろから尿をチェックをする習慣をつけて頂くことをおすすめします。
他にも、年に一度は健康診断をこころがけ尿検査・血液検査をし、チェックしてください。
血液検査は、バセンジー犬であれば血液ガス検査も健康診断に取り入れることをおススメします。

それでは、まとめとして以下に記します。


1.尿検査紙での検査&飲水量&尿量・回数をチェック

薬局で売っている人間用の尿試験紙(尿糖が検査できるもの)で1ヶ月に一度、もしくはマメに検査する習慣をつけてください。日常では、水分摂取量・尿回数&量&色等のチェック。

【発病してみられる症状は】

point@:尿に糖がでます。    
pointA:水分を沢山要求します    
pointB:尿の回数は増え、尿量も増えます。    
pointC:尿の色は薄くなります。    
pointD:【ご注意】ファンコーニ症候群でなくても、腎臓疾患の初期症状は同症状を示します。    
pointE:オネショがはじまる子もいます。※症状が止まる子もいれば続く子もいる。

※いずれの症状も、“急性”でなければ、ゆっくり・・・徐々に進行しますので、
日ごろからのチェックが大切です。

   

2.尿検査紙で1度でも尿糖を確認したら

尿試験紙で一日何度も検査をしてください。    
尿糖が出たり・正常であったりと、ランダムな検査結果が出ても発病です。
まめにチェックをしているならば、尿に糖を確認した時は、とても初期の段階だと思って下さい。(例外有)

尿糖が出ても、病状の進み具合・程度は固体によって違います。
また、食事やサプリメント等適切な治療に入れば症状が和らぐ・キープされたなどこの遺伝病の安定を感じることができると思いますが、個体個体に病状の差がありますのでご了承願います。

上記を確認したら動物病院に行き血液検査を行ってください。
通常の血液検査項目のグルコースが(糖)が正常、もしくは低値であれば、ファンコーニ症候群です。

同時に、血液ガス検査もしてください。
血液ガス検査の結果が問題ないレベルでも、早くから行う定期的な血ガス検査は、以後の進行度合いが解る大切な検査になりますので、早い段階より検査をしてください。(出来る環境を探してください。)

※バセンジー犬に限り、1度でも尿糖が出たらファンコーニ症候群の発病だと思って下さい。
※尿糖が出る前でも、血液ガス検査で発病が確認できる場合もございます。ただし、こちらの判断は獣医師の経験値によるものになり、複数頭のファンコーニ症候群を診ている獣医さんでの診断になります。



3.かかりつけの動物病院で“血液ガス分析検査”が出来るかどうか確認を
  または、出来る環境を確保して下さい。

血液ガス検査をし、適切なタイミングで重曹(炭酸水素ナトリウム)を与えなければ確実に症状は進みます。
血液ガス分析検査で必要な項目は、PvO2(PO2)・PvCO2(PCO2)・pH・HCO3・BE です。
一番初期の重曹の値を決めるのは、論文をご参照ください。(ただし、論文の値は大目に出ます。)
採血場所は静脈でOKです。(動脈ではありません。)

※かかり付けの病院で出来なければ、検査が出来る病院を必ず探してください。
一番ネックになる検査ですが、症状を悪化させない為に最も重要な検査になります。

より詳細は以下のページもご参照ください。
 血液ガス分析検査の必要性。
 血液ガス分析検査ができる病院情報。


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